2020年10月23日 08:00
大きな火山岩の堆積物。
よく見ると表面に小さな穴がたくさん空いているのですが
これはなぜか知っていますか?
溶岩の中に含まれる水素の含有量が多いと
このようにブツブツに穴が空いた岩になるそうです。興味深い!
白川の名前の由来にもなっている白く変色した岩を調べています。
岩を割ってみると白いのは表面だけで
中は他の火山岩と同じ黒い色をしていることが分かりました。
白くなり原因は水質?サンプルを持ち帰って調査してみることになりました。
地質の説明をされる原山先生
次はこちらの岩。
表面に波状の模様があることが分かります。
これは流理構造(りゅうりこうぞう)と言って
粘度が高い溶岩が固まる際に層になってできた模様だそうです。
粘度の低い溶岩は流れる時に混ざってしまって
このような層にはならないそうです。
天気も良く遠くに烏帽子岳が綺麗に見えました
これも面白い地層。
砂岩と泥岩が重なってできた地層がぐねっと曲がっています。
長い年月をかけて一方に強い力が加わり徐々に歪んでいったんだとか。